当院は平安時代に愛知県知多半島にあった禅宗の寺院を源とし、世界遺産比叡山延暦寺を総本山とする天台宗柳池院が、世界遺産信州善光寺よりご許可賜り、全国善光寺会霊場寺院に「吉浜善光寺」の名を連ねるに至る(毎年5月上旬土日を中心に、秘仏本尊大日如来・秘仏善光寺如来同時御開帳・法要を開催)。

 本堂には本尊大日如来、秘仏大日如来、秘仏善光寺如来、宇賀弁財天、七福神、銀杏稲荷大明神、法華天神、などの数多くの神仏をお祀りし、また、境内には縁結びにご利益のある良縁地蔵、法華天神願い牛をお祀りしている。比叡山延暦寺にて修行を終えた住職による祈願法要を所望する老若男女の多くの方々に、宗派問わず遠路はるばる御参詣いただいている寺院となっている。

 また、庫裏「経典王いなり堂」では「日本三大稲荷」最上稲荷尊を祀り、最上稲荷宣師会道場として住職によるご祈願はじめ、あらゆるご相談に応じている。

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  登録商標蓮華塾《経王いなり堂》(こちらをクリック)

 現在、宗派はもちろんのこと老若男女問わない寺院として、特に、生きる希望と勇気が出てくる法話を柱として、各種相談・占いなどを求める方はじめ、あらゆる方々に門戸を開いている。


 当寺は、天台宗寺院が全くない碧海地方に岡崎にある天台宗名刹寺院一山院が移転したものである。それ以前は平安時代後期から光明寺という禅寺が知多半島に存在していたとされ、江戸時代には刈谷藩の御触状留帳に光明寺が当地に記されているように、いつの頃か当地に移転となった。この光明寺の功徳の一説として『光明寺伝説』がある。これには、1140年3月(平安時代後期)、源頼朝の祖母(熱田神宮の大宮司藤原季範の妻)が眼病にかかり治療も思わしからず、持仏の大日如来に三、七、二十一日の眼病平癒祈祷をかけたところ満願の日、霊夢により碧海郡志貴庄に御堂を建て大日如来を移し光明寺と名付けたとされている。

 このような効験から、当病平癒、家内安全、商売繁盛、良縁成就、試験合格等、あらゆる心願成就、所願成就にあやかる老若男女の遠路より多くの参拝者でにぎわい、衣浦地方はじめ西三河地方では現世利益をいただくことができる貴重な寺院である。

 また、西三河には天台宗寺院は少なく、特に、碧海地方(知立市、刈谷市、高浜市、碧南市)や近郊(西尾市、蒲郡市)では、唯一の天台宗寺院(比叡山延暦寺を総本山とする天台宗寺院)である。

 同じく、善光寺如来は、西三河では祀られているところが非常に少なく、さらには衣浦湾沿岸では唯一の善光寺如来が祀られているとされ、「善光寺参り」ができる西三河では貴重な善光寺霊場である。当寺院は信州善光寺傘下である全国善光寺会霊場である。

 特にご利益あるものとしては、日本三大稲荷である最上稲荷を祀る、東海地方では稀有な寺院(最上稲荷宣師会所属寺院)として、最上稲荷の経典である法華経(妙法蓮華経)の功徳を求めて遠路はるばる参詣祈願される人々も多い寺院である。さらには、住職の法話や各種相談(住職は国家資格キャリアコンサルタント等多数の国家資格所有)も人気がある寺院でもある。相談では、易学鑑定修士取得の住職による易占いも選べ、寺院ならではの人生相談ができる全国でも大変珍しい寺院である。